2021.01.05
食健康コース「地域伝統食実習」のご紹介~湖魚料理~
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします!
滋賀短期大学独自の授業【地域伝統食実習】をご紹介します。
今回は「湖魚料理」と題して、琵琶湖の魚を活かした料理を作りました。
メニューはこちら
・たてぼし貝ご飯
・わかさぎの南蛮漬け
・小鮎のしょうが炊き
・いさざのすまし汁
・クリームチーズ大福
琵琶湖には、魚や貝など多くの固有種が生息しています。
今回は「たてぼし貝」、「小鮎」、「いさざ」、「わかさぎ」の4種類を使用しました。
わかさぎは琵琶湖に固有の魚ではありませんが、琵琶湖北の湖では冬の風物詩になるほどわかさぎ釣りが盛んに行われています!
「たてぼし貝」は立烏帽子棒に似た二枚貝。身が大きく加熱してもあまり固くならないため、炊き込みごはんや炊きもの、酢味噌と和える“ぬた”などに向いています。
写真のように、他の湖魚もそれぞれ違った特徴をもっています。
お魚ずくしのメニューで、それぞれにあった味わい方を知ることができました!
1度にさまざまな種類の魚を試食する機会は珍しいようで、「味が全然違う!」、「自分の好みはこれ!」と楽しんでいる様子でした。
そして、本年度の地域伝統食実習は今回が最終回。
さまざまな味に触れ「おいしい」、「こんな味なんだ!」という経験を積み重ねることが、自身の味覚や料理の幅を広げていきます。
これは知識や単純な調理技術とは違う、栄養士に大切な力のひとつです。
2年間の学びを活かして、今後も地域の恵みに触れ、味を知り、伝えていってもらえると嬉しく思います。
生活学科調理準備室