2020.12.02

食健康コース「地域伝統食実習」のご紹介~みそ~

滋賀短期大学独自の授業「地域伝統食実習」をご紹介します。

第11回の授業では、大豆から手作りの「みそ」と、みそ・大豆を活用した料理を作りました!

メニューはこのようになっています
・手作りみそ
・打ち豆汁
・五目豆
・豊浦ねぎの酢和え
・かぶとチーズのかりかり
・ブロッコリーとカリフラワーの柚子和え
・げんこつ飴











みそ作りに必要なものは、「大豆」「こうじ」「塩」の3つだけです。
熟成に時間が必要ですが、材料も作り方もとってもシンプル。
簡単に作れるからこそ、代々家庭で作られ、受け継がれているのですね。











熟成期間が必要なので、学生たちは昨年の先輩たちが作ったものをいただきました。
時間をかけてじっくり熟成されたみそは、深い茶色をしていてとても甘く濃厚なお味でした!











もうひとつのタイトルになっている「打ち豆」という言葉を聞いたことはありますか?
「打ち豆」は、大豆の加工・保存方法のひとつです。
大豆を吸水させてから蒸し、木づちで打ったものを「打ち豆」と呼びます。
(長く保存する場合は、打ち潰したあとに乾燥させます)
そうしておくことで、火が通るまでの加熱時間などを大幅に節約することができます!
お花のような見た目もとてもかわいいです。
打ち豆汁は、滋賀県に伝わる郷土料理のひとつです。

「こんなにいろいろな種類のお料理ができて、大豆ってすごい!」
「みそ作りは難しいと思っていたけれど、こんなに簡単にできるなんてびっくり!」

大豆加工の知恵と工夫を知る回でした。
いろいろな顔に変身する大豆の力。無限大の魅力がありますね!
                                      生活学科実習準備室