新任教員 挨拶
幼児教育保育学科 特任教授 保田恵莉先生
姫路獨協大学から移籍し、早くも後期を迎えます。 純美禮学園の理念「心技一如」から教えをいただき、たくさんの出会いと喜びを感謝に思う日々です。
私は、イタリアの医学博士「マリア・モンテッソーリ」の研究をしています。モンテッソーリ教育の「教師がこどもの心の発見者であること」を大切に思います。科目では領域指導法「人間関係」を担当させていただき、インクルーシブな保育に着目しています。
欠席の後、「授業のプリントをください。」と研究室に来る学生の一生懸命学ぼうとする姿勢を見つめながら、「本短期大学にお世話になって良かった。」と、毎日感じています。何卒よろしくお願い致します。
ビジネスコミュニケーション学科 教授 田中裕之先生
前任であられた堀池喜八郎教授の退職のあとをうけ、本校では、解剖生理学をはじめとして医学全般を教育科目として担当します。私は、堀池教授が主宰する滋賀医大・生化学教室において、先生の退官後も含めた25年間、酵素タンパク質化学の研究を続けてまいりました。その間、新しいアミノ酸代謝酵素の発見の幸運にも恵まれ、すっかり基礎研究の魅力にはまっておりました。学生には、自分の体について勉強するわけなので、興味を持って取り組むことを期待するとともに、私が経験した学問の魅力を彼らにも伝えたいと思っています。
琵琶湖を望むこの高台から、この大学の理念に貢献すべく、また地域に対して大学の存在意義を発信できるよう尽力しますので、どうぞよろしくお願い致します。
ビジネスコミュニケーション学科 特任助教 清水美里先生
留学生の授業を中心に日本語関連の科目を担当しております。今年は多くの留学生が入学し、異国の地で学生同士が切磋琢磨しながら勉学に励んでいる様子を喜ばしく思います。
私自身はビルマ語の方言の研究をしております。ミャンマーでフィールド調査を行っていたのですが、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、現地には行かないオンライン調査に切り替えました。環境の変化にあわせて自分たちの行動を変えていく必要があると改めて感じさせられました。
コロナ禍という特殊な状況の中ではありますが、本学を選んで入学してきた学生の夢が叶うようサポートさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。