園について

   

ごあいさつ

滋賀短期大学附属幼稚園 園長 深尾秀一

 令和6年4月から 滋賀短期大学附属幼稚園の園長を務めることとなりました、深尾秀一です。
 子どもたちにとって、園で過ごす三年間は、これからの人生を生き抜く力を育む大事な時間です。私たちは、園児一人一人が毎朝「今日は幼稚園に行ったら◯◯をしよう!」と思えるような、意欲を育める楽しい園であることを心がけています。また、併設の短大における先進的な研究を生かした遊びや、短大生や附属高校生との交流など、純美禮学園特有の教育プログラムもあり、子どもたちが、楽しみながら「生きる力」を身につけることのできる環境を用意しています。
 教職員一同、園が楽しい園であり、子どもたちにとっての「楽園」であり続けたいと考えています。子どもたちのために、保護者の皆様をはじめ、地域の皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


令和6年4月 滋賀短期大学附属幼稚園 園長 深尾秀一


本園について

 学校法人純美禮学園(滋賀短期大学・滋賀短期大学附属高校・滋賀短期大学附属幼稚園・滋賀短期大学附属すみれ保育園)の一構成を成しており、創立45年目を迎えます。
 教育課程は文部科学省「幼稚園教育要領」に準拠し、建学の精神「心技一如・・幼稚園では「心と身体をいっぱい耕す」に立脚してつぎのような教育を展開しています。

教育方針

滋賀短期大学附属幼稚園の教育の根本理念には3つの柱があります。

 1 体得を大切にします。

 2 体力づくりに力を入れます。

 3「たのしく」を教育のキーワードにします。

幼稚園は子どもが初めて出会う学校です。楽しく遊びながら小学校に進学するまでに欠かせない力をつけます。

5つの特長

1人との関わりを大切にする幼稚園

 滋賀短大の教授や学生、滋賀短大附属高校生との交流も盛んにしています。
 平成26年度からは年長と地域の小学校との交流も積極的に進めていきます。

21体力を向上させる幼稚園

 「愉快に体力づくり」を研究テーマに、「エアロビクス」「毎朝マラソン」「歩け歩け学習」「チャレンジスポーツ」と成長期に必要な体力づくりに努めています。幼児期の運動遊びの充実は後々の生涯にわたる大切なものです。
 本園は平成17年度から継続して「愉快に体力づくり」を研究テーマに据えて、様々な教育実践を進めています。その結果は県下の幼稚園のモデルとなるものです。運動遊びをさらに開発しています。

 平成29年度文部科学大臣表彰受賞の歯科保健活動は、高い教育力を有していますのでさらに充実促進を図ります。令和5年度から年長児を対象にフッ化物洗口も開始しました。

3自然との触れ合いを大切にする幼稚園

 小鳥がさえずる「みどりの広場」や竹林を保有し、さらに平成25年度には園庭の芝生化を図りました。その結果アキアカネがたくさん飛んでくるようになりました。
 敷地内には、竹の子・梅・どんぐり・栗・柿・キウイフルーツ・キンカンがなり、その他季節の感じる実のある植物も多くあり、畑作りもしています。
 これらの収穫物は園での教育活動に役立てています。
 平成28年度からは、幼稚園の敷地内に「森の小径」をつくり、子どもたちは森の中でも楽しく工夫して遊んでいます。

4充実した教育環境の幼稚園

 月~金曜日を主に1日保育とし、可能な限り預かり保育日を設定しています。預かり保育における短大教授や学生による「チャレンジ教室」等は大人気です。
 また、週に4度の給食日としています。さらに室内活動だけでなく野外での昼食や遠足、琵琶湖に触れて楽しめる活動もあります。

5学びを大切にする幼稚園

 「いきいき・なかよく・きまりよく」を教育目標に、作る・育てる・ふれあう・味わうなど五感をフルに働かせ、成すことによって学ぶ幼児期ならではの遊びや活動を大切にしています。その中で友だち同士が学び合う楽しさと道徳性の芽生えとなる力を伸ばしていきます。

 教師自身が実践、研修、研究を通じて大いに学んでいきます。
 平成28年度からは、魅力ある保育の1つとして、キッズ英語を始めました。英語の音を幼児期から聞くことの大切さに注目をして、バーコードを使った英語学習システムを導入し、年長児に毎日5~10分程度の英語を楽しむ時間をつくっています。


 平成27年度は県私立幼稚園協会での公開保育、 令和3年度には、全日本私立幼稚園教育研究機構のECEQによる公開保育研究協議会を滋賀県下で初めて行い教育の質の向上に努めています。

 令和4年度は年長を中心に情報機器の活用の研究を始め、探究的な学びの一助としています。
 皆様のご期待に応える幼稚園として、教育の不易と流行を見極めながら、社会の宝である子どもたちをしっかり育てていきます。


アクセス

○電車でお越しの方

JRご利用の場合

  • ・JR琵琶湖線「膳所駅」下車、徒歩約15分。タクシー利用約4分(1.8Km)
  • ・JR琵琶湖線「大津駅」下車、「鶴の里・花屋敷池の里団地」行きバス 「山の手団地 」下車、徒歩約3分

○京阪電車ご利用の場合

JRご利用の場合

  • ・京阪電車大津線「膳所駅」下車、徒歩約15分。タクシー利用約4分(1.8Km)

○お車でお越しの方

名神高速道路を車ご利用の場合

  • ・大津インター出口より約3分(1.1Km)

通園バス

大津京方面から石山方面まで通園バスを運行しています。 詳しくは通園バスコースをご覧ください。

園歌

滋賀短期大学附属幼稚園 園歌

作詞作曲に当たった杉中巧先生は、大津市立長等小学校校長を経て、初代園長に就任され8年間勤められました。園歌は退任される昭和63(1988)年3月に制定されたものです。

杉中先生は、滋賀県の音楽教育の黎明期に文部省にて教育課程作成に尽力されるなど、音楽教育の先導者として県下のみならず全国的に貢献されました。教科調査官との共著『音楽教育相談室―問答形式による』(1964年音楽之友社)は、当時の音楽教師のバイブル的存在として知られています。

園歌は、園長として赴任した時の正門の満開になった桜や園舍から琵琶湖を臨めた感動が動機となり、かわいい子どもたちの心情や園児への願いを織り込み親しみやすい曲調で作られています。

学校評価・保護者意向調査

滋賀短期大学附属幼稚園では、学校評価として、「教職員自己評価」を実施をし、WEB上で公表しています。さらに学校関係者評価は、園だよりで公表しています。

 

滋賀短期大学附属幼稚園では、学校関係者評価、教職員評価とはべつに学校評価の一環として、「保護者の意向調査」を実施しています。

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